2006年07月21日

いつか冷たい雨が

いつものように深夜の帰宅。
マンションのエントランスへ入ると饐えた匂いがする。

何の匂いだろう・・・

思いながら、集合郵便受箱から郵便を取り出し、オートロックの開錠・・・
と、その時。

真横に人がいる!!!
うゎ!ビックリした!!

思わず声を上げる。

外からは見えない宅配BOXの1畳ほどのスペースに、ダンボールをひいて男が座っていた。痩せこけて日焼けをした男。捨て犬のような目で僕を見上げている。

ここで何してるの!?
「いや、今日雨が振るって知らなかったんで…一晩ここで過ごさせてもらおうと思ったんですけど、ダメですか」
雨なんかここ数日降り続いているよ。

だめだ。だめ!思わず口をついて出る。

「はぁ、みんなにお願いしてたんですけど」と中を指差す。
みんなに言ったってダメなんだよ。敷地の外へ出なさい!
「敷地の…そうですか。そうします。すぐ出ます…」

そう言ってダンボールとボロボロのスポーツバッグを持って、退散する男。

男を見送って・・・
posted by PIYO at 01:14| 静岡 ☁| Comment(6) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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