2006年05月29日

3/1000秒の世界

vdrums.jpg

音楽の町に住んでいると楽器を実際に作っている方と出会う機会も多い。某R社の電子ドラム開発者とご相伴に預かる。電子ドラムの話を聞く。

漠然と「叩けば音が出る」簡単な装置だと思っていた。しかしドラムには音色が必要。そして音色は無限だ。叩いた場所と振動と強さによって音は変わるのだ。

叩いた「瞬間」に、叩き方によってどんな音を出すべきかを計算する。ときに生ドラムからサンプリングした音を再生したり、場合によっては内部で作り出したりして、瞬間にドラム音を再現する。その「瞬間」は3/1000秒。叩いてから3/1000秒で、計算されて音が出るのだ。

プロのドラマーは3/1000秒と、5/1000秒の違いを聞き分けるという。5/1000秒かかったら遅いと感じるそうだ。

そうか、ドラマーは3/1000秒のタイミングまで感じながら叩いているのか。つまり音楽は、そのぐらいシビアなタイミングで構成されているということなのだろう。

おそらく、人間の耳は無意識にも1/1000秒くらいの誤差は聞き分けているのだろう。人間の感覚は、磨けば磨くほど鋭くなる。それは人間が神の創造物であるからだ。人間の作る機械がそれを超えることは無い。

しかしV-Dramsの能力は、どちらかといえば神に近い。
posted by PIYO at 23:20| 静岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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